わが社の働き方改革奮闘記 ~15時上がり編~

​​​​​​​わが社の働き方改革奮闘記 ~15時上がり編~

わが社では昨年度から、15時に退社できる制度がある。
定時は9:30出社で18:00退社だから3時間早上がりし、その分の労働時間は、同じ月内で帳尻合わせればよいというわけだ。
似たような制度は、多くの企業で今や当たり前のようにあるものだが、導入当初はいろんな意見が飛び交ったものだ。

「バラバラ勤務となり、ミーティングもできやしない。」
「労務管理が難しくなる。」
「その日、突発的な業務で残業が出たらどうすんだ。」

ま、得てして、やってみたらどうにかなる。

目次[非表示]

  1. 1.と言いながらも、15時退社した
  2. 2.優越感がある日もあればそうでない日もある
  3. 3.少し考えてみた結果、行った場所は…
  4. 4.疑問と結論

と言いながらも、15時退社した

果たして、やはりわが社もどうにかなっている。

制度でき立ての頃といえば、
何人か気の合う仲間と、15時上がりの日を前もって合わせ、早目の放課後を自由に楽しんだもんだ。
月イチの社外イベント的感覚で。
面白かったのは、成田空港まで行ったりした。
都内にオフィスを構えるわが社なので、成田空港と言えば、十分遠足だ。

​​​​​​​

某スカイライナー指定席でビールをプシューっ。
成田空港の屋上デッキで、暮れなずむ滑走路から飛び立つ飛行機たちをつまみに、ビールをプシューっ。
空港内の寿司屋で、かっぱ巻き相手に、ビールをプシューっ。

会社の仲間がマダマダ汗水たらして仕事をしている時間に、ビールをプシューっ。なのだ。
「あーー優越感。たまらんにゃぁ。」


優越感がある日もあればそうでない日もある

がしかし、一年も経ってくると、毎回毎回予定を合わせたりはしなくなる。
とりあえず15時上がりの日を作るのだが、予定がない日が出現してくる。

「そのまま、さっさと家帰れよー。」
との声が聞こえてきそうだが、そういう訳にはいかない。せっかくの15時上がりだ。
そんな秘密は家にも言ってない。
このまま帰るなぞ、ホテルの美味しいバイキングで食事してるのに、2、3品で食事をやめるようなものだ。
実にもったいない。

で、どうすんの?

少し考えてみた結果、行った場所は…

東京には神田という、実にサラリーマンな街がある。
安くてうまい飲み屋の宝庫だ。

社内を飛び出し、15時半から、ひとりでカウンターでビールをちひちび。
プシューっ。ではない。ちひちび。
まだ仲間がマダマダ汗水たらして働いている時間だ。
そこにあるのは、若干の優越感と、大半のモヤモヤである。


疑問と結論

一回目の神田は、まだいい。それはそれでいい。
しかしこれが何回か続くと、「いったい何のために15時に上がってるんだろう?」という、初歩的かつ本質的な疑問にぶち当たる。
なにかイベントを作らないと、15時上がりにする必要性がない、ってな感覚になる。

そもそも休暇でもないこの制度、何のためにあるのか。。。

そんなことをモヤモヤ考えながらも、結果的に、決してその日に残業することはない、会社の制度にうまーくはまっている会社員の自分であった。

やすを。


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