わが社の働き方改革奮闘記 ~服装×健康経営編~
わが社は、ビジネスの特性上、多くの提携パートナー企業と接する機会が多い。
有名な大企業から、ベンチャー企業、時には個人事業主とも日々、打合せを行う。
その人々の半分くらいは、ジーパン、Tシャツ、スニーカー、つまりはカジュアルな服装で来社される。
ここ数年、それが当たり前になり、我々も何の違和感なく打合せを行っている。
まあ、シュッとしていてかっこいい!
が、我々はというと普通にスーツで勤務。
別にジーパンが「えらい」わけではないが、「多様性の時代に対応」とか「新たな価値創造」とか掲げ、柔軟な働き方を推進している当社がこのままで良いのか?変わりましょう!!
ってことで、2019年秋、ついにわが社の服装ガイドラインが変わった。
働き方改革もとい働く「服」改革の導入で掲げられたキーワードは2つ
ドレスコードは「自由」。なんでもOK。
ルールは、社員一人ひとりに委ねられた。
目的は、
- 多様な価値観を持つ従業員に「多様な働き方」を推進!
- 自由な発想、自ら考え、自ら行動する「自律創造型社員」の実現!
世の中的には普通でも、当社にとっては、結構大きなチャレンジである。
女性は、もとより「節度ある恰好」で、自由といえば、自由であったため、そこまでの影響はない。
気合を入れなければならないのは、男性。とくに中年と呼ばれる40代~50代である。
私である。
ジャケットやYシャツ・ネクタイはかなりのバリエーションはあるが、私服はそんなにない。
いや、あるっちゃ、あるけどな・・・
とはいえ、「変わらなきゃ」の意識は、常にあるため、この機会に果敢にチャレンジしてみる。
様子を伺うまわりを横目にジーンズもあり、スニーカーもあり、ってやってみる。
全国に店舗がある某ファストファッションは、あいつとかぶるかもな・・・なんて買う服も意識したりして。
まあ、自由、自由って「不自由」だな!って思ったりして・・・
コミュニケーションを増やすきっかけになる
で、感じたこと。
しばられているって窮屈に思えるけど、実は楽なんだなと。
これか! 自律的な行動の小さな一歩。
また、感じたこと。
良い効果としてオフィス内でのコミュニケーションが増えている事を感じる。
他の社員を見て、「らしいな」とか、「意外」とか、「攻めるね」とか、コミュニケーションが増えた。
関係が浅い人にも、会話のきっかけになっている。
今まで見えない一面が職場で見える。これは楽しい。
服装は本当の自分を映す鏡
しかし、私にとって一番の効果は、ダイエットだったりする。
それは、「見られている」意識から来る、格好つけ。
誰も見てないし!って声は置いといて、実は相当意識している。
だって、他のパートナー企業に感じた「シュッとしていてかっこいい」にならないんだから。
イメージ通りの見た目にならないんだから。・・・逆にスーツって、うまくできてんだな。と、必要性を感じた。
ここまで何度挑戦しても、続かなかった「減量」も、こんな毎日ならやれそう。
週末走ったし、豆腐ダイエット的なこともはじめた。
ついでに、毎日の服装のために早起きし、鏡を見る。
この手があったか!って感じ。
私にとっては、コミュニケーション向上、健康なからだづくり。
ここで、会社が推進する健康経営の実践となっている。
中々、面倒な日々だが・・・
前向きに取り組めば「自由な服装」の実施は、いいことありそうだ。
運営会社:JTBベネフィットについて