最適なオフィスの形を実現して働き方改革を推進!

ニューノーマル時代のオフィスレイアウト

働き方改革の推進と新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、ビジネス形態や働き方は大きく変革しています。そのため、従来のオフィスデザインやレイアウトにとらわれていると、効率や生産性を低下させてしまう可能性もあります。

今回は、働き方改革によって求められるオフィス内の環境やレイアウトの実例、外部オフィスの必要性について紹介していきます。
オフィス環境を改善したい、オフィスの最適化を図り従業員の生産性向上を実現したいという企業の担当者は、今回の内容を参考に検討してみてください。
なお、本記事では食堂や会議室といった実務を行うスペース以外の内容は含みません。

目次[非表示]

  1. 1.働き方改革で求められるオフィス改革
    1. 1.1.各種ツールの進化
    2. 1.2.雇用形態の多様化
  2. 2.自社に最適なレイアウトを探すためのオフィスレイアウト5例
    1. 2.1.並列式
    2. 2.2.背面型
    3. 2.3.フリーアドレス型
    4. 2.4.ブース型
    5. 2.5.フラット型
  3. 3.外部オフィスの種類と必要性
    1. 3.1.サテライトオフィス
    2. 3.2.シェアオフィス
    3. 3.3.レンタルオフィス
    4. 3.4.コワーキングスペース
  4. 4.オフィス最適化のためには組織の可視化が必要

働き方改革で求められるオフィス改革

日本のオフィスレイアウトは、長きにわたり「対向島型」が採用されてきました。その歴史は100年にのぼるといわれています。

一方で、現代では働き方改革の推進と新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たなオフィス改革が求められるようになりました。その理由を2つ紹介します。

各種ツールの進化

現代はICTの拡大により、一昔前までの仕事のやり方とは大きく変化しました。多くの領域がデジタル化され、あらゆる機器やツールを導入することで、紙ベースの資料が大幅に削減されている状態です。

それにより、企業も積極的にペーパーレスを推進しはじめたため、意識的にデスク上に書類を置かない、エコでクリーンなオフィス環境の実現が求められています。

雇用形態の多様化

一昔前までは、毎日9:00から17:00までなどと、決まった時間にオフィスで働くことが常識でした。しかし、現在では働き方の多様化と新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう他人との非接触への取り組みが進み、時差出勤やフレックスタイム制、サテライトオフィスの利用など、従来の形式にとわれない働き方へと広がりをみせています。

それにともない、社員だけでなく様々な雇用形態の従業員が働きやすい、新たなオフィス環境の整備も求められるようになりました。


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自社に最適なレイアウトを探すためのオフィスレイアウト5例

ニューノーマル時代のオフィスレイアウトの例

ここからは、具体的なオフィスレイアウト例を5つ紹介していきます。
自社の条件と照らし合わせて、最適なレイアウトを検討していきましょう。

並列式

並列式(同向型)はスクール式ともいわれ、学校の教室のようにデスクが同じ方向を向いているレイアウトです。主に、秘書室やコールセンター、来客対応をするサービス業などに向いています。

並列式のメリットは、すべてのデスクが一方向を向いているため、デスク上のものが人から見えにくくプライバシーが守られる点です。そして、向かい合って座ることがないため、視線を気にせず作業に集中できます。

一方のデメリットは、スペースの有効活用ができない点です。そのため、ある程度広いスペースを確保する必要があります。また、密なコミュニケーションが求められる職種においては、メンバー同士での会話がしづらく感じるかもしれません。

背面型

背面型は、それぞれの従業員が背を向けるレイアウトです。普段は背中合わせですが、後ろを振返れば、パソコン画面を見ながらメンバーとコミュニケーションを取ることができます。そのため、設計や開発、企画など、連携が必須の職種に向いています。

背面型は、向かいに人が見えないレイアウト、かつ周辺を目線より高いパーテーションで仕切る場合が多いため、ソーシャルディスタンスを保ち、人の視線を感じることなくプライバシーが守られるメリットがあります。

それに対し、パーテーションの設置にコストがかかる点や、管理者の目が行届きにくくなる点がデメリットとして挙げられます。

フリーアドレス型

フリーアドレス型は、一人ひとりに固定席を作らないレイアウトです。そのため、従業員は毎日好きなデスクで自由に仕事をおこないます。営業職などの外回りで離席率が高い職種に向いています。

フリーアドレス型のメリットは、部署の垣根を越えて様々な従業員とコミュニケーションが取りやすい点や、状況に応じて有効的にオフィススペースが使える点です。また、作業場所を変えられることで、気分転換を図りながら仕事に集中できます。

一方のデメリットは、社内に固定席がないことで居心地の悪さを感じる従業員が生まれる点です。また、私物の管理やセキュリティへの配慮も必要になります。

ブース型

ブース型は、デスク全体を大きなパネルやパーテーションで仕切り、一人ひとりの専用スペースを作るレイアウトです。個人で黙々と作業をおこなうプログラマーや、アイデアを生み出すクリエイターに向いています。

ブース型のメリットは、周囲の状況に影響を受けにくいことと背面型と同様にソーシャルディスタンスを保ち、高い集中力を持続しながら仕事を進められる点です。

一方、デメリットには、メンバー間のコミュニケーションや部下の業務管理がしづらい点や、スペースの有効活用が難しく、パーテーションなどのコストがかさむ点などが挙げられます。

フラット型

フラット型は、フリーアドレス型と同様に個人のデスクはありませんが、一人ひとりの席の場所が固定されており、一つのテーブルを複数のメンバーで使用するレイアウトです。

フラット型のメリットとしては、役職に関係なく様々なテーブルで作業をおこなう形となるため、管理職とのコミュニケーションが活性化される点が挙げられます。

その反面、一つのテーブルを複数人で共有するため、周囲の状況によっては集中力が損なわれる点がデメリットといえます。


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外部オフィスの種類と必要性

ニューノーマル時代のオフィスレイアウトの例その2

働き方改革により、オフィスレイアウトに注目が集まる一方で、働く場所自体も多様化しています。例えば、テレワークによる在宅勤務の導入や、メインオフィス以外の外部オフィスを用意するケースで、ニューノーマル時代での働き方ではひじょうに重要視されることになるでしょう。

ここでは、4つの外部オフィスと必要性について紹介します。

サテライトオフィス

サテライトオフィスとは、メインオフィスとは別の場所に設置された外部オフィスです。
管理機能はもたず、あくまでも作業環境として用意された場所となることが多くなっています。

なお、サテライトオフィスには、以下の3タイプがあります。

・ターミナル駅の近くにある都市型
・都市部にあるメインオフィスと従業員の居住地との間にある郊外型
・本社から大きく離れた場所に設置する地方型

サテライトオフィスを設置すれば、本社と離れた場所に住む従業員の通勤時間短縮になるだけでなく、災害時のリスク分散という意味でも有効的です。

シェアオフィス

シェアオフィスとは、他社の利用者を含め、フリーアドレス型で利用する外部オフィスです。自社専用スペースはありませんが、その分安価で利用できます。

サテライトオフィスは場所が限定されますが、シェアオフィスは複数のオフィスから、従業員が状況や気分によって自由に選択することが可能です。また、比較的立地条件が良いオフィスが多いため、交通費の負担も軽減されます。

アポイントの合間に、腰を据えて仕事をしたい営業職の人が活用しやすいオフィスです。

レンタルオフィス

レンタルオフィスは、基本的なオフィス環境が整備されている完全個室タイプの外部オフィスです。

オフィスに必要なデスクやイス、備品類は用意されているため、入居後に即稼働が可能となります。また、シェアオフィスと異なり、自社のプライベート空間やセキュリティが確保されている点がメリットです。

サテライトオフィスのように、自社で開設の手続きなどが必要ないため、手軽に自社専用の外部オフィスをもつことができます。

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、シェアオフィスと似た性質をもっていますが、より利用者同士の交流やコミュニティ形成が色濃い外部オフィスです。

そのため、様々な境遇の人たちと空間を共有し、新たな学びや気づきを得たいという人には向いていますが、静かな環境で作業に集中したい場合には向いていないでしょう。


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オフィス最適化のためには組織の可視化が必要

働き方改革と新しい生活様式により、求められるオフィスの形は変化を遂げました。
従来のやり方に固執せず、新しいアイデアや柔軟性をもった対応が、従業員の働きやすさや業務の効率化を実現します。

ただし、自社にとって最適なオフィスの形式を理解するためには、まず自社の現状や従業員の状態を把握することが先決です。
​​​​​​​そのためにも、JTBベネフィットが提供する「flappi」の活用をぜひご検討ください。


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